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痩犬
ふりがな文庫
“痩犬”の読み方と例文
読み方
割合
やせいぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やせいぬ
(逆引き)
それが私のかみさんであり、その後からやくざな男が、バケツや荷をいつぱい抱へて、
痩犬
(
やせいぬ
)
のやうについて行つた。
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
塹壕
(
ざんごう
)
におる兵のはなしによると、敵の
坑
(
あな
)
へ、
芋
(
いも
)
や握り飯など抛ってくれると、
痩犬
(
やせいぬ
)
が跳びつくように、台兵のやつが幾つも首を突出すそうじゃ。そこをぽんぽん狙い撃ちするんじゃという。
日本名婦伝:谷干城夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちぢれ
毛
(
げ
)
の
痩犬
(
やせいぬ
)
見えて
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
痩犬(やせいぬ)の例文をもっと
(4作品)
見る
痩
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
“痩”で始まる語句
痩
痩躯
痩形
痩我慢
痩馬
痩身
痩腕
痩肉
痩衰
痩浪人
“痩犬”のふりがなが多い著者
北原白秋
吉川英治
萩原朔太郎