病児びやうじ)” の例文
光れる釣鐘草つりがねさうのなかに頬をうづめたる病児びやうじのごとく
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
おもなる病児びやうじかすかに照らされてまよひわづらふ。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
いづこにか病児びやうじき、ゆめはしたたる。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)