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異朝
ふりがな文庫
“異朝”の読み方と例文
読み方
割合
いちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちょう
(逆引き)
つとに御存知と拝察しますが、このさい御一考として、かの
異朝
(
いちょう
)
の詩人、
魏
(
ぎ
)
の
曹植
(
そうしょく
)
が作ったと称される“七歩の詩”を思いあわせていただければ倖せです。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こんな
異朝
(
いちょう
)
の故事や、いちいちな辞解などは、いま
宋学
(
そうがく
)
流行のなかにある宮廷人か、またはよほどな
篤学者
(
とくがくしゃ
)
でもあるならいざ知らず、一般の鎌倉武者や土豪などでは
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「知らぬか、廷尉。——
大義
(
タイギ
)
親
(
シン
)
ヲ
滅
(
メツ
)
ス、とあるのを。
異朝
(
いちょう
)
でもそれが新しい
朱子
(
しゅし
)
の学として奉じられておる。遠い
魏朝
(
ぎちょう
)
にあった
故事
(
ふるごと
)
などは早やカビ臭いわ。……いや、坊門どの」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
異朝(いちょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“異朝”の意味
《名詞》
異朝(いちょう)
外国の朝廷。
外国。
(出典:Wiktionary)
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
“異”で始まる語句
異
異形
異様
異名
異体
異口同音
異議
異存
異状
異見