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甲武
ふりがな文庫
“甲武”の読み方と例文
読み方
割合
こうぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうぶ
(逆引き)
西の
甲武
(
こうぶ
)
連山は
茜
(
あかね
)
にそまり、東
相豆
(
そうず
)
の海は無限の
紺碧
(
こんぺき
)
をなして、天地は
紅
(
くれない
)
と
紺
(
こん
)
と、光明とうす
闇
(
やみ
)
の二色に分けられ、そのさかいに
巍然
(
ぎぜん
)
とそびえているのは、
富士
(
ふじ
)
の
白妙
(
しろたえ
)
。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その寓していた家は麹町の土手三番町、
甲武
(
こうぶ
)
の電車の通る
土手際
(
どてぎわ
)
で、芳子の書斎はその家での客座敷、八畳の一間、前に往来の
頻繁
(
ひんぱん
)
な道路があって、がやがやと往来の人やら子供やらで
喧
(
やかま
)
しい。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
甲武(こうぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
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田山花袋