田舎でんしゃ)” の例文
旧字:田舍
あるいは田舎でんしゃの風光、山村の景色等自己の実見せし者(かつ古人の画題に入らざりし者)をとらへ来りて、支那的空想にふけりたる絵画界に一生面を開かんと企てたり。
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
久しく田舎でんしゃうちにひそみ、まだなにも各〻おのおのの上に立って主君たるの修養も徳も積んでおりませぬ。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)