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生緩
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なまぬる
ふりがな文庫
“
生緩
(
なまぬる
)” の例文
殊に美妙斎の
生緩
(
なまぬる
)
い冗漫の言文一致は論難に不適当であって、いとど薄弱なる議論を益々力弱くさせて世間の軽侮を招くようになった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
併し色が
生白
(
なまつちら
)
けて眉毛がチヨロけて眼尻が垂れ、
少
(
ちつ
)
と失礼の云分だが
倭
(
やまと
)
文庫の挿絵の
槃特
(
はんどく
)
に何処か
肖
(
に
)
てゐた。第一
忌
(
いや
)
な眼付をして
生緩
(
なまぬる
)
い
吻
(
くち
)
を
利
(
き
)
かれると
慄
(
ぞう
)
つと身震が出る。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
緩
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死