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ぐらし
ふりがな文庫
“
生活
(
ぐらし
)” の例文
大工
生活
(
ぐらし
)
をしたものだと云ふが、それに關しては、わたしの記憶はまだまだ二三年後の年のものに、初めて薄ぼんやりと現はれて居る。
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
早く妻子に死別れて
獨身
(
ひとり
)
生活
(
ぐらし
)
をして居た自分の伯父の一人が、窮迫の餘り人と共に何か法網に觸るる事を仕出來したとかで、
狐森一番戸
(
きつねもりいちばんこ
)
に轉宅した。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
下宿屋
生活
(
ぐらし
)
より一躍して仮にも一家の
主
(
あるじ
)
となれば
自
(
おのずか
)
ら心
寛
(
くつろ
)
ぎて何事も愉快ならざるはなし、勝手を働くは小山が世話せし
雇婆
(
やといばあ
)
さん、これとて当座の間に合せ
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
庄造は淋しい一人
生活
(
ぐらし
)
の自分に良い友達が出来たような気がしてうれしかった。狸は庄造に
馴
(
な
)
れて庄造が帰れというまで
何時
(
いつ
)
まででも遊んで往くようになった。
狸と俳人
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
依然としてみじめな門附け
生活
(
ぐらし
)
、それに甘んじてただわずかに、夜ごと夜ごとに窓下に立ち——範之丞の屋敷の窓下に立ち、こがれる心を察せよとばかり、河東節の水調子
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
せん女さんは一人
生活
(
ぐらし
)
のつれづれを慰めるために俳句を作り出した。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
廷章の家は廷章と少女の二人
生活
(
ぐらし
)
であった。南はまた少女の顔を待っていた。間もなく少女の顔は次の室の入口に見えた。南は眼で笑ってみせた。少女は顔をそむけて一方の耳環の碧い玉を見せた。
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
一万石以上の大名
生活
(
ぐらし
)
! それが私の生活でした。
正雪の遺書
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“生活”の意味
《名詞》
人が暮らすこと。生き続けるのに必要な反復される一連の行動。
動植物などの生命体が生きて活動すること。
ある特定の領域に係る活動。特にその分野を、主な収入源とする場合。
(法医学)生命を有していること。
(出典:Wiktionary)
“生活”の解説
生活(せいかつ)とは、「生存して活動すること、生きながらえること」「世の中で暮らしてゆくこと」である(広辞苑第五版)広辞苑 第五版。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“生活”で始まる語句
生活上
生活方
生活状態
生活中
生活力
生活向
生活難
生活費
生活方針
生活様態