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甘手
ふりがな文庫
“甘手”の読み方と例文
読み方
割合
あまて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまて
(逆引き)
(そんな
甘手
(
あまて
)
にかかるおれではない)と、満身の殺気を
眸
(
ひとみ
)
にあつめて、
炬
(
きょ
)
のように
睨
(
にら
)
まえたが、なんとはなく、体の筋を抜かれたように、眸にも
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところがその居酒屋の親爺なる人物が又、人気の荒い大浜界隈でも名打ての
因業
(
いんごう
)
おやじでナカナカそんな
甘手
(
あまて
)
の
元手喰式
(
さやくい
)
慣用手段
(
いんちき
)
に乗るおやじでない。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「てめえのような小娘に、あんな
甘手
(
あまて
)
をくったままで、眼をつぶっているお十夜じゃねえんだ。おい!」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
甘手(あまて)の例文をもっと
(5作品)
見る
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“甘”で始まる語句
甘
甘味
甘藷
甘美
甘藍
甘酸
甘酒
甘露
甘煮
甘寧
“甘手”のふりがなが多い著者
吉川英治
夢野久作