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瓊々杵尊
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ににぎのみこと
ふりがな文庫
“
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)” の例文
妹姫、
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)
の名にし負う艶麗なるにひきかえて、極めて醜婦であった磐長姫——
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)
から恋せられた妹姫の添え物として、父から贈られたこの醜女の
磐長姫
(
いわながひめ
)
。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
天孫
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)
の妃
木花開耶姫
(
このはなのさくやひめ
)
は、無戸の産室に籠って火を放って自ら焼かれたとある。幸いにその四柱の御子達は、火中から飛び出されたと伝えているが、御母君の末路は不明である。
火葬と大蔵:焼屍・洗骨・散骨の風俗
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
むかし天照大神の御孫、
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)
の御子様に、
彦火々出見
(
ひこほほでみ
)
というお子様があられ、
大綿津見
(
おおわだつみ
)
へ到らせ給うや、
海神豊玉彦尊
(
かいじんとよたまひこのみこと
)
、八重の畳を敷き設け、敬い迎うと記されてある。これ畳の濫觴だ。
天主閣の音
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
の御精神を享けて、神すなはち、皇孫
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)
は立ち給うたのである。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
字は
禄所
(
ろくしょ
)
が正しいという説もあるが、本社祭神は
大己貴命
(
おおなむちのみこと
)
、
相殿
(
あいでん
)
として
素盞嗚尊
(
すさのおのみこと
)
、
伊弉冊尊
(
いざなみのみこと
)
、
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)
、
大宮女大神
(
おおみやひめのおおかみ
)
、
布留大神
(
ふるのおおかみ
)
の六座(現在は
大国魂
(
おおくにたま
)
神社)。
武蔵
(
むさし
)
では古社のうちへ数えられるのだ。
怪異暗闇祭
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
それは神代での
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)
の大和地方での御歌に
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
かけまくも
畏
(
かし
)
こけれども、我が皇室の御先祖と
坐
(
ま
)
す天孫
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)
が、この国に降臨し給いし際には、我が群島国は、決して無人の地ではなかった。そこには既に多くの先住民族が棲息していた。
「日本民族」とは何ぞや:日本民族の概念を論ず
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
瓊
漢検1級
部首:⽟
19画
々
3画
杵
漢検準1級
部首:⽊
8画
尊
常用漢字
小6
部首:⼨
12画