“ににぎのみこと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瓊々杵尊63.6%
瓊瓊杵尊27.3%
邇邇芸命9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天孫瓊々杵尊ににぎのみことの妃木花開耶姫このはなのさくやひめは、無戸の産室に籠って火を放って自ら焼かれたとある。幸いにその四柱の御子達は、火中から飛び出されたと伝えているが、御母君の末路は不明である。
最古の皇室の御成立の御次第を申しますならば、天孫瓊瓊杵尊ににぎのみことが日向の高千穂峯にお降りになりますと、国津神くにつかみ事勝国勝長狭ことかつくにかつながさという者が、土地を献上して服従し奉った。
そのうちに邇邇芸命ににぎのみことは、ある日、同じみさきできれいな若い女の人にお出会いになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
邇邇芸命ににぎのみことはそれらの神々をはじめ、おおぜいのお供の神をひきつれて、いよいよ大空のお住まいをおたちになり、いくともなくはるばるとわき重なっている、深い雲のみねをどんどんおし分けて
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)