“珠子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たまこ80.0%
しゅし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの光秀と藤孝とは、共に、信長に仕える前から莫逆ばくぎゃくの友であった。忠興の妻の珠子たまこ伽羅沙がらしゃ夫人)は、光秀のむすめであった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「男の子とだって歩きますよ、ぼくも女の子と道づれになることがある、隣の珠子たまこさんが犬に追われたとき、ぼくはおんぶして帰ってきた」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
それは古代支那銅貨や珠子しゅしなどの発見である。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)