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珠子
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たまこ
ふりがな文庫
“
珠子
(
たまこ
)” の例文
かの光秀と藤孝とは、共に、信長に仕える前から
莫逆
(
ばくぎゃく
)
の友であった。忠興の妻の
珠子
(
たまこ
)
(
伽羅沙
(
がらしゃ
)
夫人)は、光秀のむすめであった。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「男の子とだって歩きますよ、ぼくも女の子と道づれになることがある、隣の
珠子
(
たまこ
)
さんが犬に追われたとき、ぼくはおんぶして帰ってきた」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「それは許せない。売ってはならない。それに……それに、もし
珠子
(
たまこ
)
さんがそれを知ったら、どんなに嘆くと思う。君達の間に、きっと
罅
(
ひび
)
が入るぞ、それも別離の致命傷の罅が……」
大脳手術
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
多くの会社の重役を勤め事業界一方の
驍将
(
ぎょうしょう
)
として人に知られている相川
操一
(
そういち
)
氏の長男であって、大学法科の学生なのだが、彼の妹の
珠子
(
たまこ
)
などが「探偵さん」という
諢名
(
あだな
)
をつけていた通り
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
妹の
珠子
(
たまこ
)
と、珠子の家庭教師の
殿村京子
(
とのむらきょうこ
)
との三人が、食卓を囲んでいた。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“珠”で始まる語句
珠
珠数
珠玉
珠數
珠簾
珠数繋
珠洲
珠算
珠光
珠貨