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玉蘭
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ぎょくらん
ふりがな文庫
“
玉蘭
(
ぎょくらん
)” の例文
「お母さんと言うのは義理のお母さんだよ。つまりその人だの
玉蘭
(
ぎょくらん
)
だのを抱えている
家
(
いえ
)
の
鴇婦
(
ポオプウ
)
のことだね。」
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
玉蘭
(
ぎょくらん
)
、
酌
(
つ
)
いでやれ。いやいや、大丈夫たる者に、そんな小さい杯はいかん。大きいので
酌
(
つ
)
いでやれ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「うん、
玉蘭
(
ぎょくらん
)
と言う芸者でね、あれでも黄の生きていた時には中々幅を利かしていたもんだよ。………」
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
終るやいな
玉蘭
(
ぎょくらん
)
は、お辞儀を一つして、飛鳥のように侍女の群れの中へ逃げ込みかけた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼は同じ
常談
(
じょうだん
)
を何人かの芸者と繰り返した。が、そのうちにいつの間にか、やはり愛想の好い顔をしたまま、身動きもしない
玉蘭
(
ぎょくらん
)
の前へ褐色の一片を突きつけていた。
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“玉蘭”の解説
『玉蘭』(ぎょくらん)は、桐野夏生の小説、またそれを原作としたテレビドラマである。
玉蘭とは白木蓮の花のことで、その優雅な響きから書家の雅号や屋号にしばしば用いられる。
(出典:Wikipedia)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
“玉”で始まる語句
玉
玉蜀黍
玉葱
玉鬘
玉章
玉菜
玉璽
玉藻
玉簾
玉垣