“玄關境”の読み方と例文
読み方割合
げんくわんざかひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……はるかこゑえると、戸外おもてよひくちだのに、もう寂寞しんとして、時々とき/″\びゆうとかぜさわぐ。なんだか、どうも、さつきから部屋へやがこもる。玄關境げんくわんざかひのふすまをけたが、矢張やつぱいきがこもる。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)