“獄裏”の読み方と例文
読み方割合
ごくり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むなしく獄裏ごくり呻吟しんぎんするの不幸に遭遇し、国の安危を余所よそに見る悲しさを、儂もとより愛国の丹心たんしん万死をかろんず、永く牢獄にあるも、敢えてうらむの意なしといえども、ただ国恩に報酬ほうしゅうする能わずして
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)