猿雖えんすい)” の例文
「病牀六尺」第二十五に猿雖えんすいの句として挙げたのは記憶の誤りであつて、実際は
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
こゝもとはおもふ便たより須磨すまの浦 猿雖えんすい
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
底寒く時雨かねたる曇りかな 猿雖えんすい
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
角力すもうに負けていふことも無し 猿雖えんすい
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
梟は眠る所をさゝれけり 猿雖えんすい
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)