“猛獅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まうし50.0%
もうし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何ツ」松島は猛獅まうしの如くをどり上りつ、梅子の胸をとらへてあふむけに倒せり、「女と思つてゆるして置けば増長しやがつて——貴様きさまの此の栄耀ええうを尽くすことの出来るのは誰のお蔭だ、 ...
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
実にかの欧州諸国はみずからキリスト教国と誇称すれども、いまだ上古の先知者が予言したるがごとく、牛羊とともに草を噛み、尾を垂れ首をたらし、真神の命に柔順なるの猛獅もうしにあらざるなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)