トップ
>
物蔭
ふりがな文庫
“物蔭”の読み方と例文
読み方
割合
ものかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものかげ
(逆引き)
このごろは大臣の夫人の内親王様も中将を快くお思いにならなくなったのに悲観して、今日も仲間から離れて
物蔭
(
ものかげ
)
で横になっていた。
源氏物語:06 末摘花
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
平次は八五郎を突飛ばすやうに、あわてて
物蔭
(
ものかげ
)
に身を
潜
(
ひそ
)
めました。裏口が靜かに開いて、眞つ黒なものが、そろりと外へ出たのです。
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
と云ううちに交通巡査も、
物蔭
(
ものかげ
)
に隠しておいた自働自転車を引ずり出して飛乗った。爆音を
蹴散
(
けち
)
らして
箱自動車
(
セダン
)
の跡を追った。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
物蔭(ものかげ)の例文をもっと
(18作品)
見る
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
“物”で始まる語句
物
物凄
物語
物憂
物識
物怪
物騒
物置
物音
物思
検索の候補
日蔭物
日蔭町物
“物蔭”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
紫式部
林不忘
柳田国男
吉川英治
小川未明
夢野久作
野村胡堂