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牢記
ふりがな文庫
“牢記”の読み方と例文
読み方
割合
ろうき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうき
(逆引き)
某は家にいたのに、
来
(
きた
)
り診することを
肯
(
がえん
)
ぜなかった。常吉はこの時父のために憂え、某のために
惜
(
おし
)
んで、心にこれを
牢記
(
ろうき
)
していた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
それが如何なる原因からということは、残念ながら今はまだ考え出せないが、ともかくも将来の弘い比較のためにこういう事実だけは
牢記
(
ろうき
)
する必要がある。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
新らしき床屋の番地を、心底深く
牢記
(
ろうき
)
して呑み友達の家で、酒盃を挙ぐる間に忘れもせず、
自家
(
うち
)
へ帰ってから、CとSの書損いを、ハガキで注意してやるのである。
青バスの女
(新字新仮名)
/
辰野九紫
(著)
牢記(ろうき)の例文をもっと
(6作品)
見る
“牢記”の意味
《名詞》
牢 記(ろうき)
しっかり記憶すること。
(出典:Wiktionary)
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
“牢”で始まる語句
牢
牢屋
牢獄
牢舎
牢固
牢人
牢乎
牢問
牢格子
牢守
“牢記”のふりがなが多い著者
辰野九紫
柳田国男
森鴎外
永井荷風
夢野久作