燈台守とうだいもり)” の例文
新字:灯台守
このみさき燈台守とうだいもりや、山のはたけのおばあさんや、お百姓ひゃくしょうさんや、その家族の人たちは、いつも歩きなれている道ばかりをいきますから
「どこへ行ったんだろう」二人ふたりは顔を見合わせましたら、燈台守とうだいもりは、にやにやわらって、少しびあがるようにしながら、二人のよこまどの外をのぞきました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
同僚Y氏の言を借用すれば、燈台守とうだいもりになりたいという人に燈台守になられては困るのである。
科学と文化 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
あくる朝、大カールとう燈台守とうだいもりは、戸口の下に、一枚の木の皮がさしこんであるのを見つけました。
燈台守とうだいもりがなぐさめていました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)