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煩瑣
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うるさ
ふりがな文庫
“
煩瑣
(
うるさ
)” の例文
学問をする人が
煩瑣
(
うるさ
)
い
俗
(
ぞく
)
用を避けて、成るべく単純な生活に我慢するのは、みんな研究の為め
已
(
やむ
)
を得ないんだから仕方がない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
悠
(
ゆっ
)
くりしていらっしゃい。実際正月と云うものは予想外に
煩瑣
(
うるさ
)
いものですね。私も
昨日
(
きのう
)
まででほとんどへとへとに降参させられました。新年が
停滞
(
もたれ
)
ているのは実に苦しいですよ。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
此所
(
こゝ
)
にゐると、もう
何所
(
どこ
)
とも
交渉
(
かうせふ
)
はない。
全
(
まつた
)
く
氣樂
(
きらく
)
です。
悠
(
ゆつ
)
くりして
居
(
ゐ
)
らつしやい。
實際
(
じつさい
)
正月
(
しやうぐわつ
)
と
云
(
い
)
ふものは
豫想外
(
よさうぐわい
)
に
煩瑣
(
うるさ
)
いものですね。
私
(
わたくし
)
も
昨日
(
きのふ
)
迄
(
まで
)
で
殆
(
ほとん
)
どへと/\に
降參
(
かうさん
)
させられました。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“煩瑣”の意味
《名詞》
こまごまと細かく煩わしいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
煩
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
瑣
漢検1級
部首:⽟
14画
“煩瑣”で始まる語句
煩瑣論
煩瑣哲学