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無言
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だま
ふりがな文庫
“
無言
(
だま
)” の例文
「もしわが子ならば親が
無言
(
だま
)
ってはおりますまい、妻ならば夫たる人が、悪女と戒名をつけられて
無言
(
だま
)
っていよう道理がございませぬ」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
余は益々分らぬけれど、そう諄くは聞く事も出来ぬから、其のまま
無言
(
だま
)
って了ったが、其のうちに愈々検屍の時刻とはなった。
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
純之進は
無言
(
だま
)
ったまま、娘に構わずに寝て
終
(
しま
)
った。娘はまめまめしく布団の
裾
(
すそ
)
を
叩
(
たた
)
きなどしたが、純之進から言葉が無いので、手持なく去った。
丹那山の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
無言
(
だま
)
っていろと口をかためられたのですから、薬売りは一人で気味
悪
(
わ
)
るがりながら、その
家
(
うち
)
が
誠
(
まこと
)
にはないようと祈ったり、そんな
馬鹿馬鹿
(
ばかばか
)
しいことがありようはないと思ったりして
糸繰沼
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
無言
(
だま
)
つて
量
(
はか
)
る…………
禿頭
(
はげあたま
)
の番頭。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
それを
無言
(
だま
)
っている筑前守の気が知れないのであります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“無言”の意味
《名詞》
無 言(むごん)
何も言わないこと。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“無言”で始まる語句
無言劇
無言客
無言行
無言居士
無言語菩薩