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無腰
ふりがな文庫
“無腰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むこし
80.0%
むごし
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこし
(逆引き)
ここに集まっている連中は、みんな両刀の者であるのに、幸内ばかりが
無腰
(
むこし
)
の平民、しかも雇人の身分でありましたから、遠慮に遠慮をして暫らく頭を上げません。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そこで
脇差
(
わきざし
)
ばかり
挿
(
さ
)
してゐて、奉行に呼ばれると、脇差をも
畳廊下
(
たゝみらうか
)
に抜いて置いて、
無腰
(
むこし
)
で
御用談
(
ごようだん
)
の
間
(
ま
)
に出る。この御用談の間に呼んで捕へようと云ふのが手筈である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
無腰(むこし)の例文をもっと
(4作品)
見る
むごし
(逆引き)
これは、茶色の
半上下
(
はんがみしも
)
に、
無腰
(
むごし
)
と云う着附けである。
野呂松人形
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
無腰(むごし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“無腰”の意味
《名詞》
刀剣をつけていないこと。丸腰。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
腰
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙
“無腰”のふりがなが多い著者
中里介山
森鴎外
芥川竜之介