為掛しかけ)” の例文
父はしきりにその三稜鏡をいぢつてゐたが、特別に為掛しかけも無く、からくりも見つからない。しかしそれで太陽をすかして見ると、なるほど七りようの光があらはれる。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
それであるから、兄が十五になつて、若者仲間に入つてから間もなく、大雪が降つてそれの固まつた或る晩に、さけの頭に爆発する為掛しかけをして、きつねぴきを殺した。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)