為態ていたらく)” の例文
……かかる為態ていたらくでは経典の片言隻語へんげんせきごを捕えて、奇想天外の教義教条が、次第に築き上げらるる筈ではないか。
此の者どもが御場所柄をもわきまえず大声おおごえに罪を争います為態ていたらく、見るに忍びず、かく申す文治までがお奉行職の御面前にて高声こうせいを発したる段重々恐れ入ります、お此の上一言いちごん申し聞けとう存じます故
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)