“灯花”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかり25.0%
ちやうじ25.0%
ちょうじ25.0%
ちょうじがしら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広小路に早い灯花あかりがちらほら点いて、かさこそと桜落葉が鳴り、東叡山の鐘が鳴ったが、立つ客とてはひとりもなかった。
寄席行灯 (新字新仮名) / 正岡容(著)
お浪もかへす言葉なく無言となれば、尚寒き一室ひとまを照せる行燈も灯花ちやうじに暗うなりにけり。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
お浪もかえす言葉なく無言となれば、なお寒き一室ひとまを照らせる行燈あんどん灯花ちょうじに暗うなりにけり。
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
春雨や灯花ちょうじがしらのくらみ立 汶江
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)