“ちょうじがしら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丁子頭40.0%
丁字頭40.0%
灯花20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折ふし、かたわらの燈火が、ぽっと仄暗ほのぐらくなった。洩れくる風にまたたいて丁子頭ちょうじがしらがポトリと落ちた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また、ある書に、「灯心に丁字頭ちょうじがしら立てばひでりなり」「鍋墨なべずみに火点ずれば雨晴るる」という。ある人の天気を詠ずる歌に
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
春雨や灯花ちょうじがしらのくらみ立 汶江
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)