“火裡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カリ75.0%
かり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不倫フリンノ家、今日、天譴テンケン火裡カリニ有リ、又、我兵馬ニツツマレ終ンヌ。領民ヒトシク炎雲ニ慈雨ノキザシヲ見、城下スデニ歓声タカシ。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
木鳩モクキュウ火裡カリニ啼ク。……カアツ
地獄 (新字旧仮名) / 神西清(著)
われを知り給うものまた君をいて世にあらじ。本能寺に御最期の火裡かり一瞬、君の御心中に、われを呼び給い、われに遺託いたくありしこと必せり。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)