火裡かり)” の例文
われを知り給うものまた君をいて世にあらじ。本能寺に御最期の火裡かり一瞬、君の御心中に、われを呼び給い、われに遺託いたくありしこと必せり。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)