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火葬場
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やきば
ふりがな文庫
“
火葬場
(
やきば
)” の例文
長病
(
ながわずらい
)
の少年が——
火葬場
(
やきば
)
の
薬
(
くすり
)
までもらおうというものが、この夜寒に、——しかも重い病人に、荷物をもたせて、綿のはいったものもきせずに——
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
新井の薬師の帰りに、大久保へ出て野々宮君の家へ回ろうと思ったら、
落合
(
おちあい
)
の
火葬場
(
やきば
)
の辺で道を間違えて、
高田
(
たかた
)
へ出たので、
目白
(
めじろ
)
から汽車へ乗って帰った。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「ちっとも構やしない、
火葬場
(
やきば
)
ですもの。……寝酒ぐらいはいつでも飲ませる。」
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鷲津、丸根の黒煙は、
火葬場
(
やきば
)
のようになお、彼方の空を焦がしていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
春深し今日の
火葬場
(
やきば
)
に立つ煙なみなみならず美しけれど
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
新井の薬師の帰りに、大久保へ出て、野々宮君の
家
(
うち
)
へ
廻
(
まは
)
らうと思つたら、
落合
(
おちあひ
)
の
火葬場
(
やきば
)
の
辺
(
へん
)
で
途
(
みち
)
を間違へて、高田へ出たので、目白から汽車へ乗つて帰つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“火葬場”の解説
火葬場(かそうば、英: crematory)とは、死体を火葬するための施設。
墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)の第2条第7項において「この法律で「火葬場」とは、火葬を行うために、火葬場として都道府県知事の許可をうけた施設をいう」と、規定されている。
(出典:Wikipedia)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
葬
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“火葬”で始まる語句
火葬
火葬揚
火葬炉