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火盞
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ひざら
ふりがな文庫
“
火盞
(
ひざら
)” の例文
的なきに
箭
(
や
)
を放つのではない。男といはず女といはず、既に十三、十四、十五、十六、といふ
年齢
(
とし
)
の五十幾人のうら若い胸、それが乃ち火を待つ許りに紅血の油を盛つた青春の
火盞
(
ひざら
)
ではないか。
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
的
(
まと
)
なきに
箭
(
や
)
を放つのではない。男といはず女といはず、既に十三、十四、十五、十六、といふ年齡の五十幾人のうら若い胸、それが
乃
(
すなは
)
ち火を待つばかりに
紅血
(
こうけつ
)
の油を盛つた青春の
火盞
(
ひざら
)
ではないか。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
盞
漢検1級
部首:⽫
13画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒