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火皿
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ほざら
ふりがな文庫
“
火皿
(
ほざら
)” の例文
和三郎は小腕をまくって、ブルブル
慄
(
ふる
)
えながら、冷静をとりもどそうとして、
煙管
(
キセル
)
に火を
点
(
つ
)
けたが、のぼせているので
火皿
(
ほざら
)
の方を口へもっていった。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
灰色の謀叛よ、お前の魂を
火皿
(
ほざら
)
の
心
(
しん
)
にささげて
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
“火皿”の解説
火皿(ひさら、英語:Flash pan)とは、火縄銃(マッチロックガン)や燧石式銃(フリントロック式)の銃身薬室側面に張り出したように付けられた点火用の口薬を盛るための皿状の部位のこと。
火皿に盛った口薬(火薬)に間違って火種が接触しないように火皿を覆う蓋「火蓋(ひぶた)」があり、発射準備をおこなうことを慣用句で「火蓋を切る」という。
(出典:Wikipedia)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
皿
常用漢字
小3
部首:⽫
5画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒