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澄徹
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ちょうてつ
ふりがな文庫
“
澄徹
(
ちょうてつ
)” の例文
純粋
無垢
(
むく
)
な鏡のごとき青年、
澄徹
(
ちょうてつ
)
清水
(
しみず
)
のごとき学生! それは神武以来任侠の熱血をもって名ある関東男児のとうとき伝統である。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
しかしまた、逆境が彼の剣と心業とを不断に
磨
(
みが
)
いて
円明
(
えんめい
)
二
天
(
てん
)
の
澄徹
(
ちょうてつ
)
した境地を大成させたともいえると思う。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明日の朝の八時は
例
(
いつも
)
の通り強い日が空にも山にも港にも一面に輝いていた。馬車を
棄
(
す
)
てて山にかかったときなどは、その強い日の光が
毛孔
(
けあな
)
から
総身
(
そうしん
)
に
浸込
(
しみこ
)
むように空気が
澄徹
(
ちょうてつ
)
していた。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
澄
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
徹
常用漢字
中学
部首:⼻
15画
“澄”で始まる語句
澄
澄明
澄渡
澄切
澄江
澄憲
澄透
澄心
澄見
澄澈