“ちょうてつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
澄徹50.0%
澄澈33.3%
趙哲16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしまた、逆境が彼の剣と心業とを不断にみがいて円明えんめいてん澄徹ちょうてつした境地を大成させたともいえると思う。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
想うに今日の秩父は、渓流の澄澈ちょうてつと森林の蓊鬱おううつと景趣の幽邃ゆうすいとに於て、其権威の絶頂にあるものである。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
列を離れて出た宰相さいしょう趙哲ちょうてつ、参議の文彦博ぶんげんぱくのふたりが、帝座に伏して奏上した。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)