潮来出島いたこでじま)” の例文
はじめてその事実のあやまりを摘発てきはつして世に発表したのは私であって、記事の題は、「実物上から潮来出島いたこでじま俚謡りよう
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「それじゃ、潮来出島いたこでじまを踊りましょう、でなければ、さんどころ、さんどころ」
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
後れて来たる仙も政もけぶに巻かれて浮かれたち、天井抜きょうが根太抜きょうが抜けたら此方こちのお手のものと、飛ぶやら舞うやらうなるやら、潮来出島いたこでじまもしおらしからず、甚句にときの声を湧かし
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
潮来出島いたこでじま
極楽とんぼ (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
ふるくから人口に膾炙した俚謡に「潮来出島いたこでじま真菰まこもの中であやめ咲くとはしほらしや」というのがある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
相馬流山そうまながれやまの節を持ち込むものもあります。潮来出島いたこでじまを改作する者もあります。ついに「えいじゃないか」を歌い出すものがあって、その踊りぶりも得手勝手の千差万別なものとなりました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
潮来出島いたこでじまのまこもの中にあやめ咲くとはしおらしい
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
潮来出島いたこでじまの十二の橋を
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)