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潮垂
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しおた
ふりがな文庫
“
潮垂
(
しおた
)” の例文
番屋へ行ってみると、お半はすっかり
潮垂
(
しおた
)
れて、運命を待つ姿でした。その側で口書きを取っているのは、得意満面の三輪の万七、お
神楽
(
かぐら
)
の清吉。
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
丁度一週間ほど
訪
(
おとな
)
いも訪われもしないで或る夕方
偶
(
ふ
)
と尋ねると、いつでも
定
(
きま
)
って飛付く犬がいないので、どうした犬はと
訊
(
き
)
くと、
潮垂
(
しおた
)
れ返った元気のない声で
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
斬られてなくなっている左の腕の、肘の辺りから長い袖が、
潮垂
(
しおた
)
れたように垂れているのが、歩くにつれてヒラヒラ靡き、小旗でもそこへつけているようであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
潮
常用漢字
小6
部首:⽔
15画
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
“潮”で始まる語句
潮
潮来
潮騒
潮時
潮風
潮水
潮來
潮吹
潮干
潮汐