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滋幹
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しげもと
ふりがな文庫
“
滋幹
(
しげもと
)” の例文
妻を奪われた国経が、恋慕と絶望に
苛
(
さいな
)
まれつゝその後なお三年半の歳月を生きた間のことは、後段
滋幹
(
しげもと
)
のくだりに
於
(
お
)
いてやゝ詳細に触れる折があろう。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
さきに荷風の「
濹東綺譚
(
ぼくとうきたん
)
」あり、秋声の「縮図」あり、近くは潤一郎の「少将
滋幹
(
しげもと
)
の母」あり、しかしこの例は、何も計算器選択説を
覆
(
くつが
)
へすものではない。
百万人のそして唯一人の文学
(新字旧仮名)
/
青野季吉
(著)
後の少将
滋幹
(
しげもと
)
のことなのであるが、
蓋
(
けだ
)
し此の児だけは、母なる人が本院の館へ連れ去られた後も、
乳人
(
めのと
)
などに伴われて自由に出入りすることを許されていたか
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
平中
(
へいじゅう
)
、
時平
(
しへい
)
、及びその子孫たちの
後日譚
(
ごじつたん
)
はあらまし以上の如くであるが、あの可哀そうな老大納言と、彼が夫人在原氏の腹に
儲
(
もう
)
けた子の
滋幹
(
しげもと
)
は、その後どうなったことであろうか。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
滋
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
幹
常用漢字
小5
部首:⼲
13画
“滋”で始まる語句
滋
滋養
滋味
滋賀津彦
滋賀
滋子
滋養物
滋養浣腸
滋野
滋蔓