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平中
ふりがな文庫
“平中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へいじゅう
66.7%
へいちゆう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいじゅう
(逆引き)
彼女は別段母を悪くは云わなかったが、
平中
(
へいじゅう
)
とのことを知っていて、彼と母との媒介をする讃岐に対しては反感を持っていたようであった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そうこうするうち、その年の夏も過ぎ、秋も暮れて、
平中
(
へいじゅう
)
の家の
籬
(
まがき
)
に咲いた菊の花も色香がうつろう季節になった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
平中(へいじゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
へいちゆう
(逆引き)
平の
好風
(
よしかぜ
)
に子が三人ある、丁度その次男に生まれたから、
平中
(
へいちゆう
)
と
渾名
(
あだな
)
を呼ばれたと云ふ、わたしの Don Juan の似顔である。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
平中
(
へいちゆう
)
は独り寂しさうに、本院の侍従の
局
(
つぼね
)
に近い、
人気
(
ひとけ
)
のない廊下に佇んでゐる。その廊下の欄にさした、油のやうな日の色を見ても、又今日は暑さが加はるらしい。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
平中(へいちゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“平中(
平貞文
)”の解説
平 貞文(たいら の さだふみ/さだふん)は、平安時代前期の貴族・歌人。名は定文とも記される。桓武平氏、右近衛中将・平好風の次男。官位は従五位上・左兵衛佐。中古三十六歌仙の一人。一般に平中(へいちゅう/へいぢゅう)と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“平中”の関連語
平定文
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