トップ
>
平中
>
へいちゆう
ふりがな文庫
“
平中
(
へいちゆう
)” の例文
平の
好風
(
よしかぜ
)
に子が三人ある、丁度その次男に生まれたから、
平中
(
へいちゆう
)
と
渾名
(
あだな
)
を呼ばれたと云ふ、わたしの Don Juan の似顔である。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
平中
(
へいちゆう
)
は独り寂しさうに、本院の侍従の
局
(
つぼね
)
に近い、
人気
(
ひとけ
)
のない廊下に佇んでゐる。その廊下の欄にさした、油のやうな日の色を見ても、又今日は暑さが加はるらしい。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
平中
(
へいちゆう
)
といふ色ごのみにて、
宮仕人
(
みやづかへびと
)
はさらなり、人の
女
(
むすめ
)
など忍びて見
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“平中(
平貞文
)”の解説
平 貞文(たいら の さだふみ/さだふん)は、平安時代前期の貴族・歌人。名は定文とも記される。桓武平氏、右近衛中将・平好風の次男。官位は従五位上・左兵衛佐。中古三十六歌仙の一人。一般に平中(へいちゅう/へいぢゅう)と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“平中”で始まる語句
平中将将門