“清蔵”の読み方と例文
旧字:清藏
読み方割合
せいぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗組のほうは、船頭金兵衛、二番水先頭与之助よのすけ帆係下一番ほがかりしたいちばん猪三八いさはち、同上一番かみいちばん清蔵せいぞう、楫取弥之助やのすけ、ほかに助松すけまつ以下船子ふなこ水夫かこが六人。ところで、その二十三人は、ただのひとりも船にいない!
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
僕の叔父貴おじきなんだが、津田、それから清いくらと書いて清蔵せいぞう、知らない筈はないんだがね、やっぱりこのへんは田舎だな、身内の僕の口から言うのもへんだが、いまの日本の外交界では、まあ
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)