清華せいか)” の例文
家柄は七清華せいかの一、代々、立后の姫ぎみも出し、官は太政大臣をいくたびも、いわば人臣の栄をきわめてきた子孫なのである。
七月十三日、秀吉は、拝命の御礼として、南殿なんでん猿楽さるがくを催し、叡覧えいらんに供えんと称して、天皇、皇子、五摂家ごせっけ清華せいか、その他の公卿、諸大夫たゆう、諸侍までを、こぞって招待した。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)