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清少納言
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せいしょうなごん
ふりがな文庫
“
清少納言
(
せいしょうなごん
)” の例文
姑が嫁を愛するというような事は昔の
清少納言
(
せいしょうなごん
)
も珍しい物の中に引いている通りむしろ例外であって、「あなたは善い姑をお持ちになってお仕合せです」
姑と嫁について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
午後に、家のものはB姉妹の
許
(
もと
)
へ招かれて
御輿
(
みこし
)
の通るのを見に行った。Bは
清少納言
(
せいしょうなごん
)
の「枕の草紙」などを読みに来る人で、子供もよくその家へ遊びに行く。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
老紳士「なるほどそうでございましょう。
清少納言
(
せいしょうなごん
)
も鶏の雛を愛らしきものに数えた位で鶏を ...
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
むかしにも
紫式部
(
むらさきしきぶ
)
や
清少納言
(
せいしょうなごん
)
などという
才媛
(
さいえん
)
があった。いまの世からも、女性の偉いものが出て欲しい。そもじは
天正
(
てんしょう
)
の紫式部になれ、今の世の清少納言になってみい。そう
励
(
はげ
)
ましてくださいました
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
清少納言
(
せいしょうなごん
)
などもそうした女房の一人であった。『枕草紙』にも「をかし」という形容詞が頻発するのを、ただ軽く「おもむきがある」という風に置き換えて読んでいると少し見当がちがうようである。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
▼ もっと見る
小野小町
(
おののこまち
)
、
清少納言
(
せいしょうなごん
)
、
和泉式部
(
いずみしきぶ
)
などの歌った物を見ますと、女が主観の激しい細かな詠歎を残しておりますが、この方には割合に矯飾が行われずに真率に女性の感情が出ております。
産屋物語
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“清少”で始まる語句
清少