深山鳥みやま)” の例文
つぐみひは獦子鳥あとり深山鳥みやま頬白ほゝじろ山雀やまがら四十雀しじふから——とてもかぞへつくすことが出來できません。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
秋深く木の実の熟するころにでもなると、幾百幾千のつぐみ獦子鳥あとり深山鳥みやま、その他の小鳥の群れが美濃方面から木曾の森林地帯をさして、夜明け方の空を急ぐのもその十曲峠だ。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)