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バプチスト
ふりがな文庫
“
浸礼
(
バプチスト
)” の例文
だが、そんな詮議は
何
(
ど
)
うでも
可
(
い
)
いとして、その折誰かがブライアン氏の宗教は何だらうと言ひ出した。すると、
側
(
そば
)
にゐた
浸礼
(
バプチスト
)
教会派のある政治家が
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「え、
浸礼
(
バプチスト
)
派になつたつて。」と隅つこで居睡りをしてゐた
美以美
(
メソヂスト
)
派の田舎政治家が、眼を覚まし
様
(
ざま
)
怒鳴つた。「嘘いふない、そんな筈があつて溜るもんかい。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「うんにや……」と美以美派の田舎政治家は
頭
(
かぶり
)
を
掉
(
ふ
)
つた。「そんな筈は無い。一体何だらう、君達の
浸礼
(
バプチスト
)
派では、お宗旨に入る時頭を水に
浸
(
つ
)
けるんだつていふぢやないか。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“浸礼”の解説
浸礼(しんれい)はバプテスマの訳語の一つ。一般に浸礼の語を使う場合には、洗礼とは区別されたものとして使われることが多い。
(出典:Wikipedia)
浸
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
“浸”で始まる語句
浸
浸潤
浸々
浸水
浸染
浸込
浸透
浸蝕
浸入
浸剤