“浅黄暖簾”の読み方と例文
読み方割合
あさぎのれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かどからかど浅黄暖簾あさぎのれんすそのぞいて歩く木刀や、船から上がる客や、流しや、辻占つじうら売りや、そしてなまめかしい灯の数々と、春の星とが、どっぷりと黒くよどんだ堀の水によれあって美しい。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)