トップ
>
派手好
>
はでず
ふりがな文庫
“
派手好
(
はでず
)” の例文
何かいう兄よりも何も云わないお延の方に、彼女はいつでも余分の非難を投げかけていた。兄がもしあれほど
派手好
(
はでず
)
きな女と結婚しなかったならばという気が、
始終
(
しじゅう
)
胸の底にあった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
姉
(
あね
)
は、
多
(
おお
)
くの
人々
(
ひとびと
)
の
間
(
あいだ
)
に
交
(
ま
)
じって、
妹
(
いもうと
)
は、その
中
(
なか
)
にいないかと
探
(
さが
)
したのであります。
派手好
(
はでず
)
きな、そしてこういうところを
好
(
この
)
む
妹
(
いもうと
)
は、きっとここに
立
(
た
)
ち
寄
(
よ
)
ったにちがいないと
思
(
おも
)
ったからであります。
灰色の姉と桃色の妹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
派
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“派手”で始まる語句
派手
派手者
派手師
派手技
派手気
派手過
派手摸樣
派手模樣