“派手気”の読み方と例文
読み方割合
はでけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小諸こもろに近い山里の郷士の子である。だから城下へ出て来る時など、殊に身を質素にしていた。粗末な木綿の着物に木綿のはかま——どこと云って派手気はでけのない田舎いなかびた青年だった。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)