派手気はでけ)” の例文
小諸こもろに近い山里の郷士の子である。だから城下へ出て来る時など、殊に身を質素にしていた。粗末な木綿の着物に木綿のはかま——どこと云って派手気はでけのない田舎いなかびた青年だった。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)