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法華堂
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ほっけどう
ふりがな文庫
“
法華堂
(
ほっけどう
)” の例文
この前後、
恒性
(
つねさが
)
は、山城の国
鶏冠井
(
かえで
)
の
法華堂
(
ほっけどう
)
にかくれ、日蓮宗の
日像
(
にちぞう
)
のもとで、名も大覚と変え、一法華行者となって、機をうかがっていたのだった。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宝治
(
ほうじ
)
元年の六月、前将軍
頼経
(
よりつね
)
を立てようとして事
覚
(
あらわ
)
れ、
討手
(
うって
)
のために敗られて、一族共に
法華堂
(
ほっけどう
)
で自害した三浦
若狭守泰村
(
わかさのかみやすむら
)
という人の名なぞも出て来た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
源氏は夕顔の四十九日の法要をそっと
叡山
(
えいざん
)
の
法華堂
(
ほっけどう
)
で行なわせることにした。それはかなり大層なもので、上流の家の
法会
(
ほうえ
)
としてあるべきものは皆用意させたのである。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
“法華堂”の解説
法華堂(ほっけどう)とは、法華三昧堂の略称で天台宗の法華三昧の行を行う仏堂をさす。
他に法華会を行う仏堂も法華堂(例:東大寺法華堂(通称「三月堂」))と称される。
法華三昧は、天台宗における四種三昧の1つである半行半坐三昧のうち、法華経に基づいて行われるもので37日間行われる行である。
また法華堂には、近代(明治維新)以前の皇族や貴族などの墓所などに立てられる堂を指したものもある。
(出典:Wikipedia)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“法華”で始まる語句
法華経
法華
法華寺
法華宗
法華經
法華僧
法華行者
法華坂
法華者
法華三昧