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治利
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はるとし
ふりがな文庫
“
治利
(
はるとし
)” の例文
寄手は、予想外の犠牲をはらい、夜に入って、ようやく、
陥
(
おと
)
した。城主の前田
治利
(
はるとし
)
は、意志どおり、心おきない討死をとげた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
城主の前田
治利
(
はるとし
)
は、蟹江城を
擁
(
よう
)
して、主人の佐久間甚九郎に
叛旗
(
はんき
)
をたて、滝川一益を招き入れて——いまや事こころざしと大いに違って来た——前田種利の弟であった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
女房子いとしい者は、
搦手
(
からめて
)
から出て、徳川どのへ、
後生
(
ごしょう
)
をたのめ。日頃、さしたる
食
(
く
)
い
扶持
(
ぶち
)
も与えぬ
治利
(
はるとし
)
、ゆめ、そちたちを恨みはせぬぞ。——城を出るならいまのうちだぞ
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“治”で始まる語句
治
治癒
治療
治承
治部大輔
治兵衛
治之
治部
治下
治世